山道をバイクで安全に走行する方法

山 バイク

緑豊かな山はバイクでツーリングするのに最高のロケーションです。しかし、山道は様々な危険と隣り合わせです。油断大敵である山道をバイクで安全に走行する方法を紹介します。そもそも山道はなぜ危ないのでしょうか。危険な理由の一つ目はカーブの多さです。カーブが多いと前方の見通しが悪くなってしまい危険予測の難易度が高くなります。自然豊かな山ならではの野生動物の飛び出しや落石等の障害物、対向車の接近等が予測しにくくなります。また、カーブではスリップしやすく、転倒のリスクも高いです。悪天候時の雨や冬季の路面凍結等でも変化する路面状態にも注意を払う必要があります。

危険な理由の二つ目は山の傾斜があります。下り坂では自分で認識している以上にスピードが出やすくなってしまいます。速度超過の結果、車線をはみ出してしまったり、障害物の回避が遅れたり等の最悪の結末を迎えてしまいます。緊急時に安全に余裕を持って回避出来るスピードまで走行速度を落とす必要があります。

注意を払うべき点は運転技術ばかりではありません。運転者自身の身を守る為の装備も必要不可欠です。ヘルメットはフルフェイスタイプで頭部全体を保護し、肘や膝にはプロテクターを装着。厚手の長袖・長ズボンにグローブを着用することが望ましいです。バイクは素晴らしい乗り物ですが、時として人の命を奪いかねません。その危険性をしっかり認識し、自身の運転技量を過信し過ぎない心構えがとても大事です。

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