バイクマフラーの錆取りと磨き方を知り良い状態を保とう

マフラーはバイクの大切なパーツの一つですが、手入れをせずに放置していると錆がつき劣化が進んでいきます。腐食を放置していると穴があき修復が不可能になる場合もありますので、早めに対処することが大切です。

マフラーに錆がついている場合は、まずはそれを削り落とす作業をします。錆取りは、マフラーを外したほうがやりやすいので、取り外しておきましょう。磨くものとしては、粗目のサンドペーパーやワイヤーブラシが役立ちます。このとき、錆を残してしまうと再発しやすいので、できるだけしっかりと取り除くことが大事です。
錆がかなりついているときは時間もかかりますが、時間がかかっても徹底的に落とすようにします。作業の際には多くの粉塵も飛びますので、ゴーグルや防塵マスクもつけておくとより安心です。

錆を落とすときの磨き方としては、大きな錆から落とし、その後、細かな錆も丁寧に落としていきます。サンドペーパーやワイヤーブラシで錆を落としたら、次に錆取り剤を全体に塗り、しばらく置いて乾燥させてから乾いたタオルでふき取ってください。マフラーはバイクのパーツでも特に錆びやすい部分です。それゆえ、錆を落としただけではまた再発してしまいます。できるだけ良い状態を保つのであれば、磨いたあとに錆予防の作業もしておくようにしましょう。さらに、磨いたマフラーは塗装しておくと、見た目もきれいになりますし錆の再発を防げます。

スプレー塗料が役立ちますが、塗るときは一気に塗るのではなく、薄く塗り重ねるように塗るのがコツです。スプレーはあまりに近づけすぎるとムラになりますし、塗料も垂れやすくなるので30センチほど離して吹き付けましょう。
丁寧に塗装をしたあとはしっかりと乾かしておきます。