安全性が向上すれば人気が出る

地方においての軽自動車は、一家に2台、3台所有しているという家族も多くて、所有しているクルマが全部軽自動車だということもよくあります。普通車を避け、軽自動車を所有する理由は経済的なことである場合が多く、1年間の自動車税は普通車(2000ccの場合)が約4万円なのに対して、軽自動車は1万円ちょっと。

また2年に1回ある車検費用(自賠責保険を含む)は普通車が大体、15万円に対して、7万円と、これまた結構な差があります。そしてガソリン消費量、いわゆる燃費は普通車10~15km/l、軽自動車20~30km/lと2倍の差があります。最近の軽自動車は普通車と遜色ない居住性や快適性があって人気とはいえ、これだけの維持費及び運転費用の差があるのです。軽自動車が大きく普及したのはこれが大きな理由です。

その軽自動車よりもさらに圧倒的な安さの維持費を誇るのがバイクです。250cc以下であれば車検なんてありません。また(軽)自動車税は何千円かで済み、燃費は軽自動車の1.5~2倍、常日頃よくクルマで走行するという人がバイクに乗り換えたら、あっという間にバイクが1台買えるくらいの費用が捻出できます。

バイクは転倒すると危ないとか、寒い・暑いという居住性の悪さがいやだという方もいますが、あまりそういうことが気にならない春、秋の季節だけ乗るという考え方もありますし、転倒しないものも現在開発されて市販予定です。

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